[ 三章〜シリアス…書けねぇよ〜 〇延王尚隆と延麒六太〇 ]
「遅い!何してんだあいつは!!」
慶国主従が帰国した翌日。
六太は己の主を罵る。
山に残っているのは六太と要だけ。
別に、最下位になるのが嫌なわけではない。
ただ、麒麟が仁と愛の生き物だから。
主を偏愛する生き物だから。
別に尚隆が好きなわけじゃない。
王だからだ……そうなんだっ!…………
だからこの不安も寂しさも全部ウソだ。六太は必死に言い聞かせる。
自分の中のなにかに。
しかし、それは無駄なことだった。そうすること自体、自分の感情を認めているからで。
なにより
「なにをボサッと突っ立っているんだ。とっとと帰るぞ!!」
背後からかけられた一言ですべては崩れ去ってしまう。
顔に浮かびそうになる笑みを隠して、振り返る。
「しょ〜うりゅ〜!遅いっ!!!!!」
そんな言葉をかけたかったのではないけれど。
気付けば毒を吐くばかりで。
察しのいい尚隆が、それが照れ隠しでしかにことに気付かないはずはない。
なのに
「何を言うか!俺がどれだけ難儀したと思ってるんだ。お前がいないおかげで、一週間も朱衡に仕事をさせられたんだぞ!!わかってるのか!?」
何も知りはしないかのように。
無知のような顔をして。
そうすることでなぐさめられていることなど、六太自身はしっかりと理解している。
「どーだか。だいたい、仕事してたのに何で此処にいるわけ?俺の事だって、一週間の外出くらい日常茶飯事だろ。」
また毒を吐いてしまう。
何時だって後から悔いてしまうのに。
言い負かされるのは癪だから、と言い訳をして自分の感情を隠してしまう。
「あーもう。うるさいガキだな。来てほしくなかったのか?俺は仕事で慶に行ったんだ。――成笙の監視つきでだぞ――で、景王に会うはずだったんだが、出てきたのは浩瀚だけ。陽子と景麒はどうしたのか聞いてみれば、何でも、里帰りの景麒を陽子が迎えに行ったとか。ついでに、どこかの馬鹿麒麟も其処にいると聞いてな。どうだ?納得したか?」
正論を吐かれては言い返せない。
六太は渋々納得した、という顔をする。
「……わかった」
「ふむ。それならいい。わかったならとっとと帰るぞ。」
尚隆は至極満足した様子で言い放つと、くるりと背を向けて歩き出す。
「…………疑ったりして悪かった………」
六太は主の背に小さく声をかけた。
また毒を吐いてしまった。
こんなに刺々しい言葉をかけたかったのではない。本当は、すまない、と言いたかった。ありがとう、と感謝したかった。
尚隆は無言だった。だが、その背はすべてを受け止めているように見える。
尚隆の姿が一歩、また一歩と遠ざかる。
それを見た六太の胸を、ふいに不安がよぎる。
尚隆はいつだって正しかった。ふざけているようでも、いつだって考えがある。でも――
いつか自分を置いて行ってしまうのではないだろうか。
どこか自分の手の届かない場所へ。今、自分に背を向けていったように。
恐怖と不安で胸がいっぱいになる。
だがそれも長くは続かず
「どうした?早く帰らんと朱衡にどやされるぞ。」
振り返った尚隆の姿と、軽い口調でかけられた言葉に、無意識のうちに安堵してしまう。
「あはははは」
六太は突如笑い出す。
怪しがる己の主を無視して。
「ははっ」
俺が一人でウジウジ考えても意味ねーよな。
心配して損した。
何も考えなくていいや。
どうせ、尚隆だって何も考えてないんだろうし。
その考えが甘かった。
END
サツキ'sいいわけ。
オチに続く、と、書いてあるんですよっ!!このノートにはっっ!
何さ其れは!!!!
覚えてねぇよ!!
何書こうとしてたんだ自分!???
解からんっつの!
六太は王が絡むとマジだからむずかしい、という意味を表わそうとしている文章も書いてあるんです。
このノートおかしい…
だって、ねむいとか、クラスマッチがーーとか書いてあるんですよっ?
昔の読むと怖いですね。
まじめに書こうとしてる分、日本語のおかしい所が山の如し。
意味解らん事この上なし。
自分で解からん。この文章…
誰か、解るように訳してくれませんかねぇ?日本語に。
何がどうしたいのかホント解らせん。
餓鬼の書いた駄文ですなぁ。
誰か日本語教えてください……
いいかげん十二国書かないかんよねぇ。