「それで?」
腕の中にエドを収めて満足そうな顔をしてロイが言った。

「何が?」
いきなりの発言にロイの顔を見上げるのは、ロイの体温のお陰で眠りそうになっていた、エド。

「さっきの答えだよ。君は最後に何をするんだい?」
「あ、やっぱり気になるんだ。」
「まぁ、ね。」

言葉を濁したロイに、エドは愛しそうにロイの体に自ら腕を回した。
そのまま顔を、ロイの胸元の軍服に埋める。

「…最後に、」
「うん?」

顔を埋めてきたエドの頭を撫でながらロイは返答を待つ。

「…  。をって思った、り...」
「もう少し大きい声で言ってくれないと聞こえないよ?エドワード。」

「だから、最後にあんたにキスしてもらうって思ったんだよ!!!」
最後は自棄になったように、エドが叫んだ。

顔は自分に押し付けられていて表情は分からないが、耳が真っ赤に染まっていた。

ロイはそれを愛しそうに見下ろすと、エドの腰に回していた手を離して、顎に移動させる。

そのまま、顔を上向きにされて。

「・・エディ。愛してるよ。」

額が合わさりそうな距離で言葉を囁かれた同時に、唇が降りてくる。

エドはそれを瞳を閉じて受け止めた。


あとは、ロイの思うが侭に。



















その後どうなったかは想像のままに(コラ)
これ書いてるとき弟が真後ろに居ました。音読してくれそうで死にそうでした。(他に言う事はないのか)

おまけです、おまけ。甘い話になってますか?(聞くなよ)


ロイの答えが知りたい方は此方